関連報道によると、テスラは2021年2月に発生したテスラモデル3車の不良ブレーキによる事故で入院し、両親も4日間入院したとされる張雅洲という個人に対する名誉棄損訴訟を勝訴した。
事故後、張氏は公然と抗議し、やがてテスラを名誉毀損で訴えたが、テスラも逆に名誉毀損で彼女を訴えた。中国の裁判所は現在、張氏に約23,000ドルの損害賠償を命じ、公開謝罪を求めている。
張氏は結果に抗議を続けており、テスラは遂に彼女の車からのテレメトリーデータを公開、ブレーキが意図どおりに機能していたことを示したとされている。
報告によると、過去4年間に中国で少なくとも6人の車所有者が自社の車の機械的な問題について苦情を言ったことに対し、テスラは訴訟を起こしてきたという。
APは中国政府のデータベースから裁判所の書類を確認し、81件のテスラ所有者が会社に対して安全、品質、契約上の紛争について訴えた民事判決のうち、車所有者が勝訴したのはたったの9件であったことを報告した。さらに、報告によると、テスラは会社に批判的な記事を書いた少なくとも6人のブロガーや2つの中国のメディアに対しても訴えを起こしている。
