ハリー・ケイン、新しいコーチ、コンパニーの下で良いスタートを切ったバイエルン・ミュンヘンに警告

ドイツ、デュッセルドルフ(AP通信)- ハリー・ケインとバイエルン・ミュンヘンは新しいコーチ、ヴィンセント・コンパニーの下で多くのゴールを奪っているが、イングランドのストライカーはまだ脆弱だと考えている。

火曜日のチャンピオンズリーグでディナモ・ザグレブに9-2で勝利したバイエルンで4点を挙げながらも、ケインはチームが後半に簡単な失点をしたことについてより懸念しているようだ。

ゲーム後、ケインは放送局DAZNに対して、「学ばなければならない。今シーズン初めから、前半のパフォーマンスを継続することについて話し合った。私たちが今シーズンプレーしてきた各前半は本当に良かった。しかし、後半はだんだん下がってしまった」と述べた。

「私たちは今日それを乗り切ることができたが、私たちはもう1歩踏み出すことができた。しかし、トップクラスの対戦相手には、それに対して罰せられる可能性があるので、それを取り除こうと努めなければならない」と述べた。

バイエルンはコンパニーの下で5試合で24ゴールを挙げており、その中の9ゴールはケインによるものだが、まだトップクラスの対戦相手と対戦していない。

これは、コンパニーのバイエルンが前シーズンのブンデスリーガで期待を下回る3位で終えたチームよりも優れているかどうかという問題が未解決であることを意味する。

ザグレブ戦では、コンパニーの前任者、ユリアン・ナーゲルスマンとトーマス・トゥヘルの下でプレーしたバイエルンのプレーに似た要素があった-多くの得点だが、プレッシャーに弱かった。

ザグレブは49分と50分に連続得点を決め、後途の隙間を露呈し、一時的に3-2と差を縮めた。1年間バイエルンの最初の選手として出場してきたセントラルディフェンダーのダヨト・ウパメカーノとキム・ミンジェは、特に問題だった。

バイエルンの次の試合は土曜日にブレーメンで、1月にトゥヘルのチームに1-0で勝ったブレーメンが相手となる。去年9位を終えたブレーメンは、コンパニーが最初に対戦するハーフテーブルの相手となるだろう。

選手としての経験を持つコンパニーだが、昨シーズンにエントリーされ、イングランドプレミアリーグで降格したバーンリーの指揮を執っていたコーチとしては、バイエルンにとっては大きな進歩だ。

元ベルギー代表のディフェンダーは、バイエルンの最優先の選択肢ではなかった。クラブは、バイエルン・レバークーゼンのシャビ・アロンソやドイツのナーゲルスマン、さらにはトゥヘルを説得して滞在させることすら失敗した後に、5月にサインしたコンパニーに着手した。

9月28日に優勝クラブのバイエルンとのブンデスリーガでの重要なテストが控えているため、バイエルンは守備上の問題を解消する時間が殆どない。

リーグ他で、日曜日には2つのチャンピオンズリーグチームが対戦する。シュツットガルトとボルシア・ドルトムントが対戦する。同じ日に、レバークーゼンはウォルフスブルクと対戦し、ライプツィヒは昇格組のシュト・パウリを訪れる。シュト・パウリは夏のシーズンにブライトンにコーチを離れて以来、リーグ戦で勝利していない。